- アイデア番号
- @00180
デジタル防災訓練を通した若年層の防災活動の参加促進
- カテゴリー
- 02.若年層への防災活動参加促進
- 寄稿者
- 三重県アイデアボックス事務局さん
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- 投稿日時
※この投稿は三重県アイデアボックス事務局が代理で投稿しています。
提案者(ニックネーム)は「アボガド」様です。
【概要】
今後南海トラフ巨大地震が発生すると言われている。よって、防災意識の低い若者にも防災訓練に参加してもらい、自然災害を身近なものであると感じてもらう。若年層の防災訓練の参加促進を目的とした防災訓練や、災害時における状況の説明などを行う。
【提案に至った現状、課題、背景等】
対策をしなくてはいけないとは思っていても、若年層の人たちがわざわざ時間を作り、自ら足を運んで、防災訓練をすることは少ないと思う。うまくデジタルを使い、今の時代にあった防災訓練ができれば、若年層の人が参加しやすいと思う。そのような方法で小さな子どもを持つ人や親と同居している人など、若年層の人にも防災についての知識を深めて、対策してもらいたいと思ったから。
【事業の詳細】
事業の内容としては、大きく分けて二つ挙げられる。一つ目はVR (仮想現実)技術を使った避難訓練。二つ目は防災チャットボットの活用である。VR技術を使った防災訓練では、従来の避難訓練の課題であった運営人員が必要であることや内容がマンネリ化して臨場感を持って行うことが難しいなどをクリアすることができる。また、若年層の人でVR技術について興味を持つ人も多いのではないかと考える。VR技術の体験が目的だとしても、防災訓練に参加してもらうことができれば、少しでも意識が上がると思う。コロナ禍において密を避ける為、サオリーナなどの大きな体育館で1回約10分で30人を5回程度行う。防災チャットボットとはAIチャットボットがLINEを通して自律的に被災者とコミュニケーションを取り、会話の中から避難場所、不足物資、被災状況などの災害関連情報を自動で抽出・集約し、被災者に必要な情報を自動で提供するシステムである。防災チャットボットの利便性と必要性を理解してもらい、スマートフォンの保有率が高い若年層の利用率を上げることを狙う。